17年前、将棋の四冠王だった羽田浩司は趣味にしていたチェスの大会に参加するために渡米。その大会前夜宿泊していたホテルで何者かに襲われて死亡していた。部屋はかなり荒らされ、殺される際羽田も抵抗したようだが直接の死因は不明。
同日、同じホテルの別の部屋で亡くなっていた、アメリカの資産家、アマンダ・ヒューズの死因も分かっておらず…
アマンダが羽田の大ファンで交流があったことや、その日以来アマンダが帯同していたボディーガードが姿を消してる事から…
アマンダが「浅香」と呼んでいたボディーガード最重要容疑者として行方を追っている
浅香の身元は謎に包まれていて、アマンダの家族や関係者もアマンダがその人物を雇い入れた経緯を知る者はいない。

また羽田浩司の部屋にはカップやさらに混じって、割れた手鏡も落ちていた。この手鏡は元々「ＰＵＴ ＯＮ ＭＡＳＣＡＲＡ」の文字が入っていて、ある化粧品メーカーがマスカラに手鏡を付けて売り出したら大ヒットしたもの。
灰原の姉も母の遺品として持っていた。
殺害された羽田浩司はその手鏡の必要な文字を切り取り、犯人にバレないように水で流して細工した。
コナンと昴さんは「Ｕ　ＭＡＳＣＡＲＡ」のダイイングメッセージから
「ＡＳＡＣＡ　ＲＵＭ」と読み取った。